遠い昔の記憶。
母は工場で働いていた。
仕事場に隣接された職場用の保育園に、オレと兄は通っていた。
朝、預けられ、夕方、迎えに来る。
たまに少し遅くなることがあった。
迎えがなかなか来ないときの淋しさは、
今でも少しだけ記憶に残っている。
でも、楽しみもあった。
帰りに、自販機で「ピクニック」を買ってくれることがあった。
1人だったから年長だったと思う。
四角いパック。
ピンク色だったから、多分いちごオレ。
味は覚えていない。
覚えているのは、
優しくて余裕のある声
「どれがいい?」
家族編遠い昔の記憶。
母は工場で働いていた。
仕事場に隣接された職場用の保育園に、オレと兄は通っていた。
朝、預けられ、夕方、迎えに来る。
たまに少し遅くなることがあった。
迎えがなかなか来ないときの淋しさは、
今でも少しだけ記憶に残っている。
でも、楽しみもあった。
帰りに、自販機で「ピクニック」を買ってくれることがあった。
1人だったから年長だったと思う。
四角いパック。
ピンク色だったから、多分いちごオレ。
味は覚えていない。
覚えているのは、
優しくて余裕のある声
「どれがいい?」