泣いて帰った日

家族編


こうして記事を書いていると、たまに変な記憶が蘇ることがある。

小学4年か5年の頃。

泣きながら、ひとりで下校した日があった。

詳しいことは覚えていない。

オール5の姉。

頭のいい兄。

ゲーム機を買ってもらえない家。

全部が嫌だった。

悲しくて、虚しくて、悔しくて、惨めで、卑屈で。

何とも言えない感情だった。

どうして姉はオール5なんだ?

どうして兄は頭がいいんだ?

なぜ、同じ兄弟なのにオレだけ2と3なんだ?

そんなことを考えながら、泣いて帰った。

それ以外は、
何も覚えていない。